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コロナウィルス 情報まとめ

最近ニュースや報道でも常に取り上げられているコロナウィルスですが、何が嘘で何が本当なのか見抜けない人もいると思います。今回は厚生労働省が正式に出しているHPからぼくが重要だと感じた部分を抜粋してきたので全て正しい情報となっていますので安心してご覧ください。

1.コロナウィルスとはどんなウィルスか

これまでに、人に感染する「コロナウイルス」は、7種類見つかっており、その中の一つが、昨年12月以降に問題となっている、いわゆる「新型コロナウイルスSARS-CoV2)」です。また、アルコール消毒(70%)などで感染力を失うことが知られています。

1−1.感染の仕方

飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。
(1)飛沫感染 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
※感染を注意すべき場面:屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとき
(2)接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
※感染場所の例:電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなど

1−2.潜伏期間について

WHOの知見によれば、現時点で潜伏期間は1-12.5日(多くは5-6日)とされており、また、これまでのコロナウイルスの情報などから、未感染者については14日間にわたり健康状態を観察することが推奨されています。

2.空気感染は起きているのか(感染が起きている地域からの手紙や荷物で感染することはあるのか)

2−1.空気感染について国内の感染

状況を見ても、空気感染は起きていないと考えられるものの、閉鎖空間において近距離で多くの人と会話する等の一定の環境下であれば、咳やくしゃみ等がなくても感染を拡大させるリスクがあります。

2−2.手紙や荷物を通しての感染の有無

中国やウイルスが見つかったその他の場所から積み出された物品との接触から人が新型コロナウイルスに感染したという報告はありません。WHOも、一般的にコロナウイルスは、手紙や荷物のような物で長時間生き残ることができないとしています。
【WHOの情報】
https://www.who.int/news-room/q-a-detail/q-a-coronaviruses
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/advice-for-public

【国立医薬品食品衛生研究所の情報】
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/microbial/2019-nCoVindex.html

3.マスクの着用効果無し!(トイレットペーパー・ティッシュペーパーの不足してない!)

3−1.マスク着用の効果なし!

マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ上で高い効果を持ちます。咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクを着用しましょう。
ご自身の予防用にマスクを着用することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる予防効果はあまり認められていません

3−2.トイレットペーパー・ティッシュペーパーの不足してない!

トイレットペーパーやティッシュペーパーが不足しているという情報が、SNS等で広がっていますが、下の表のとおり、不足していません。100%近くが国内生産であり、十分な在庫があります。一部店舗での品切れも、順次解消していく見通しです。
その国内生産に当たっての原材料の4割は輸入パルプ材ですが、これらは北米・南米からの輸入であり、中国などのアジアには依存していません。
日本家庭紙工業会や経済産業省からも、製造・流通も正常に行われていることに加え、工場の在庫だけでも約3週間分が確保されているという説明が、2月28日に行われています。
したがって、通常どおりの生産・供給が行われており、今後とも不足する懸念はありません。消費者の皆様には、安心して落ち着いた行動をお願いするとともに、買占めや転売などの行為によって、必要な方にトイレットペーパーなどが届かないといったことがないように、御理解と御協力をお願いいたします。
(参考)

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【日本家庭紙工業会リリース】
「トイレットペーパー、ティシューペーパーの供給力、在庫は十分にあります」
https://www.jpa.gr.jp/file/release/20200228055745-1.pdf

 

4.新型コロナウィルスの感染が心配される場合、直に医療機関に行くな!

まず、風邪の症状や発熱、だるさ、息苦しさなどの症状あっても、現時点ではインフルエンザ等の新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況です。風邪やインフルエンザ等の心配がある場合に、これまでと同様、かかりつけ医等にご相談ください。
一方で、「帰国者・接触者相談センター」でご案内する「帰国者・接触者外来」には、新型コロナウイルス感染症が疑われる方が受診されますので、感染への不安から、適切な相談をせずに、これらの外来を設置している医療機関を受診することは、皆さんがコロナウイルス感染症でなかった場合に、かえって感染するリスクを招くことになります。
また、新型コロナウイルスへの感染の心配に限っては、まず同センターにご相談下さい。ここで紹介する「帰国者・接触者外来」を設置している医療機関は公開していません。これは、2009年の新型インフルエンザ流行の際に、一部の府県で特定の医療機関の外来に受診者が殺到して、急を要する方に対する対応に時間を要した等の経験があるからです。急を要する方(例えば、集中治療を有する重症者)を優先的に受け入れられるようにするための必要な対応ですので、ご理解をお願い致します。

 以上が厚生労働省のHPから抜粋してきた内容になります。よりくわしく知りたい方や相談したい方は下を参考にしてください!

●東京都の相談窓口
  最寄りの保健所
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/coronasodan.html
●各都道府県が公表している、帰国者・接触者相談センターのページ 
 https://www.kantei.go.jp/jp/pages/corona_news.html

●国の電話相談窓口 
  番号:0120-565653
  受付時間:9時00分~21時00分

<参考>
厚生労働省(Q&Aなどを掲載)
 ・新型コロナウイルス感染症について
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

●外務省
 ・海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/