【保険の本質】保険が日本人を貧しくしている件
皆さんは保険にはどんなイメージがありますか?
安心や優しさなどプラスのイメージを持っている人が多いと思います。
しかし、ぼくはそうは思っていません。保険のせいで日本人が貧しくなっていると考えています。
とはいえ、すべての保険を否定するわけではなく、入るべき保険と入るべきでない保険があると考えています。
下記から説明したいと思います。
1.保険の仕組みについて
まずは保険の仕組みについて説明します。
多くの方はご存知かと思いますが、
- 保険に加入したい人から保険会社がお金を集める
- 加入者のうち事故等があった人にお金を支給する(集めたお金から)
上記のような仕組みになっています。
2.保険に入ると貧しくなる理由
あえて上記では書きませんでしたが
実際には保険会社を運営するのにもお金(人件費等)が要りますので集めたお金から払わなくてはいけません。
ですので、「基本的に保険は自分が払った金額より多くお金を得ることはない。」ということです。
もう少しわかりやすくするために例を出します。
例えば1万人から100円を集めたとします。集まったお金は100万円になります。
ここから運営費を出す必要がありますので、仮に運営費を20万円とします。
すると残りは100万円ー20万円=80万円となります。
この80万円から加入者に支払いを行うわけです。
均等に分配されるとしたら間違いなくマイナスになります。
では、保険に入らないほうがいいのかというと必ずしもそうではありません。
入るべき保険と入るべきでない保険があると考えています。
その違いについて説明したいと思います。
3.入るべき保険と入るべきでない保険
結論から言います。必要な保険は
- 自動車保険(車を運転する人)
- 火災保険(持ち家がある人)
- 生命保険(結婚している人)
の3つのみです。また3つどれもが条件付きです。
ではなぜ、この3つの保険だけで十分だと考えているのか説明します。
3−1.入るべきでない保険(保険の本質)
入るべきでない保険は保険の本質を知っていればカンタンにわかります。
そもそも保険はなぜ入る必要があるのでしょうか?
答えは「万が一に備えて」です。
ですが多くの人はこの「万が一」という言葉の捉え方が間違っています。
では万が一とはどういう状況か?
答えは「自分の貯蓄を上回る金額を要求される」こと、これが万が一です。
保険はあくまでもお金を支給する制度です。
2.保険に入ると貧しくなる理由 でも述べたとおり、保険は入れば入るほど損をします。
入院するのは万が一でしょうか?スマホを落として壊してしまうのは万が一でしょうか?
どれもが万が一ではないです。
入れば入るほど加入者は損をする。保険会社は得をするから保険をオススメされるのです。
3−2.入るべき3つの保険
- 自動車保険(車を運転する人)
- 火災保険(持ち家がある人)
- 生命保険(結婚している人)
の3つで十分だと言いました。この3つに共通しているのは「万が一」の可能性があるということです。
自動車による事故では数千万〜億単位の支払いが求められることもあります。
自分の家が災害により壊れるかもしれません。家は人生で一番高い買い物です。
自分が亡くなったら、残った家族が暮らしに困ります。(ただし独身で生命保険は要らない)
これら全てに共通していることは、やはり「自分の貯蓄を上回る金額が要求される」ことです。
4.まとめ
日本人は保険が好きな人があまりに多いです。
「保険に入っていると安心だ」「あの営業のお兄さんはすごく信頼できる」
保険に入っていると安心?本当にそうでしょうか。感情ではなく、理性で物事をみましょう。普通は損をするのが保険です。
営業のお兄さんは信頼できる?保険の中身はしっかり自分で理解し、納得しましたか。
決して保険会社で働いている方を批判しているわけではありません。
自分で正しい目を持って物事を捉えられるようになることが大切です!
おわり!